お口の中の細菌について調べてみました
こんにちは! 衛生士の吉田です。
皆さんはお口の中の細菌の数をご存知でしょうか?
よく磨けている方で1000〜2000億個、あまり磨けていない方で1兆個と言われています。
細菌の種類は、虫歯菌や歯周病菌などを含め、300〜500種類。
そのなかにはカンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれていて、免疫力の低下とともに増殖し、病気を引き起こすこともあると言われています。
また歯周病菌が、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞、早産などの誘因となることもわかっています。
お口の中の細菌を減らすために大切になってくるのが歯のセルフクリーニングとプロフェッショナルクリーニングです。
セルフクリーニングとは、皆さんがお家で毎日行う歯磨きです。
細菌の付着を調べる液をつけてみると
綺麗に磨けているようでもこんなに歯垢が付着しています。
ピンク色は最近ついた歯垢、紫色は一週間位ついている歯垢です。
プロフェッショナルクリーニングとは、歯医者さんで行う自分では落とせない汚れに対するクリーニングです。
クリーニングをすることで細菌の数を減らせますし、体の中に取り込まれる細菌も少なくなります。
虫歯や歯周病、口臭の予防のためにも
定期的に歯のクリーニングを行うといいですね。
当医院では、衛生士の私達も様々な勉強会に参加し
患者様の口腔内を長く健康に保てるよう、日々勉強しています。
定期健診ではそれぞれの患者様のリスクを考え
細かいところまでクリーニングを行っています。
気になるところやお痛みのある場所など、遠慮なくおっしゃってください。
| 2015年12月02日 | カテゴリ:スタッフブログ |